小学生の家庭学習は「量」より「習慣」が大切

小学生の家庭学習で最も大切なのは、長時間勉強することではなく、毎日続けることです。
短い時間でも「机に向かう→やり切る」という経験を積み重ねることで、学習習慣が自然と身についていきます。
家庭学習の目的は、主に以下の3つです。
- 学校の授業を理解しやすくする
- 勉強に対する抵抗感を減らす
- 自分で学ぶ力を育てる
そのため、「たくさんやらせる」よりも「無理なく続ける」ことを意識しましょう。
小学生の家庭学習は1日どれくらいが目安?
よく「学年×10分」が目安と言われますが、これはあくまで最低ラインと考えるとよいでしょう。基本的には学校からの宿題で学年✖️5分はかかると思います。大切なのは、
- 集中して取り組めているか
- 嫌がらずに続いているか
です。
【低学年】1・2年生の家庭学習の目安と内容
低学年では、「完璧にできる」より勉強に慣れることを優先すると良いです。
勉強時間の目安
- 10〜20分程度
おすすめの学習内容
- 学校の宿題+簡単な復習
- ひらがな・カタカナ・漢字の書き取り
- たし算・ひき算の反復練習
- 音読
親が意識したいポイント
- そばで見守る
- できたことをしっかり褒める
- 勉強=楽しい時間、という印象を持たせる
【中学年】3・4年生の家庭学習の目安と内容
中学年になると段々と学習に差が出てきます。自分で学ぶ力を力を付けていく為に少しずつ自分で取り組む力を育てていきましょう。
勉強時間の目安
- 20〜40分程度
つまずきやすいポイント
- 算数(わり算・分数)
- 国語(文章問題)
おすすめの学習内容
- 学校の復習(教科書・ワーク)
- 間違えた問題の解き直し
- 短時間の予習
親の関わり方
- すべて教えすぎない
- 「どう考えた?」と問いかける
【高学年】5・6年生の家庭学習の目安と内容
この時期は、家庭学習だけで足りるかどうかを見極める大切なタイミングです。
勉強時間の目安
- 40〜60分程度
成績差が出やすい理由
- 学習内容が一気に難しくなる
- 自主学習の差が成績に直結する
おすすめの学習内容
- 復習中心+必要に応じて予習
- 苦手教科の重点対策
- テストの見直し
家庭学習で「やること」がすぐ決まるおすすめ例
「今日は何をやる?」と迷わないよう、やる内容を固定化するのがおすすめです。

平日のモデル例
- 宿題
- 算数・国語どちらか1教科
- 音読 or 計算練習
土日・休日の考え方
- 平日の復習
- 苦手単元のやり直し
- 無理に長時間やらせない
家庭学習を無理なく続けるための親の関わり方
保護者は「先生」ではなく、伴奏者の立場であることが大切です。できたことを喜んだり頑張ったことを褒めたりする肯定的な関わりを心がけましょう。
反対に避けたい対応は以下の通りです。
- 他の子と比べる
- 結果だけを評価する
- 感情的に怒る
家庭学習だけで足りる?塾・通信教育を考える目安
家庭学習で十分なケース
- 授業についていけている
- 自分から机に向かえる
検討したほうがよいサイン
- 勉強量が極端に少ない
- 苦手が長期間改善しない
- 親子でストレスが大きい
塾や通信教育は、不足を補う手段として考えましょう。保護者が忙しい家庭にもおすすめです。
まとめ|家庭学習は「今の学年に合った量」でOK
小学生の家庭学習に「正解の時間」はありません。
大切なのは、
- 学年に合っていること
- 子どもが無理なく続けられること
です。
まずは短時間から始めて、少しずつ習慣化していきましょう。


