「勉強しない」「ゲームばかり」は3〜6年生によくある悩み
家庭学習の際、ゲームに夢中でなかなか学習してくれないお子さんに困っていませんか。小学校3年〜6年生になると、「勉強しない」「ゲームばかり」という悩みが一気に増えます。この時期は、勉強の内容が難しくなり、努力しても成果が出にくくなることが多いため、勉強への苦手意識が芽生えやすい時期です。
一方で、ゲームはすぐに結果が出て達成感を得やすく、夢中になりやすい存在です。多くの家庭が悩んでいるので、「うちだけ」と思い込まず、まずは状況を客観的に見てみましょう。
なぜ勉強が嫌いになってしまうのか?
勉強が嫌いになる一番の理由は、「分からない」「できない」という経験の積み重ねです。テストで点が取れなかったり、授業についていけなかったりすると、子どもは自信を失い、勉強から距離を取ろうとします。その一方で、ゲームは失敗してもすぐやり直せて、少しずつ上達を実感できる仕組みになっています。子どもは「楽しいからゲームを選んでいる」というより、「つらいことを避けている」だけなのかもしれません。
ゲーム好き=悪いことではない
ゲームが好きなことを、つい悪いことのように感じてしまう保護者も多いですが、実はそこには大きな可能性があります。ゲームに夢中になれる子は、集中力や継続力、試行錯誤する力をすでに持っています。これらは、勉強にも十分に活かせる力です。
大切なのは「ゲームをやめさせる」ことではなく、「その力を学びにどうつなげるか」。見方を変えるだけで、子どもの強みが見えてきます。
おすすめ① 成功体験を積む!勉強に「ゲーム的要素」を取り入れよう

勉強が苦手な子ほど、「やらなきゃ」より「やってみたい」と思える工夫が必要です。そこでおすすめなのが、学習にゲーム的要素を取り入れる方法です。例えば、宿題をクリアするごとにポイントをためる、レベルアップ表を作るなど、目に見える達成感を用意します。勉強をゲームに近づけることで、「つまらない作業」から「挑戦したくなるミッション」に変わり、取り組むハードルが下がります。
宿題が変わる!家庭でできるゲーム化
家庭で簡単にできる工夫として、漢字や計算を「ミッション化」する方法があります。例えば、「今日は計算10問を5分以内にクリアしよう」「漢字を5個覚えたらレベル2へ」など、目標をゲームのように設定します。
結果だけでなく、挑戦したこと自体を評価するのもポイントです。親子で楽しめる仕組みにすることで、宿題の時間が「叱られる時間」から「一緒にチャレンジする時間」に変わっていきます。
「やらせる勉強」から「やりたくなる勉強」へ
ごほうびで釣る方法は一時的には効果がありますが、長続きしにくいのが現実です。大切なのは、子ども自身が「やってみようかな」と思える気持ちを育てることです。そのためには、結果より過程を認める声かけが効果的です。「全部できたね」より「最後まで頑張ったね」と伝えることで、子どもは自分の成長を実感できます。小さな成功体験の積み重ねが、勉強への前向きな気持ちを育てます。
おすすめ② ゲーム好きな子にこそ向いているプログラミング教育

ゲームが好きな子にぜひ試してほしいのが、プログラミング学習です。プログラミングは、ゲームと同じように「試す→失敗する→直す」を繰り返しながら進める学びです。正解が一つではなく、自分のアイデアで形を作れるため、勉強が苦手な子でも楽しみながら取り組めます。学校の勉強でも「問題解決型学習」を行なっています。プログラミング教育は正に問題解決の連続。楽しみながら学習の基礎が養われているのです。
プログラミングが勉強への意欲を変える理由
プログラミングの魅力は、失敗しても否定されないことです。エラーが出ても「もう一度考えればいい」という前向きな体験を重ねることで、挑戦する力が育ちます。この経験は、算数や理科などの教科にも良い影響を与えます。「間違えるのが怖い」から「試してみよう」へ意識が変わることで、勉強への向き合い方が大きく変わる子も少なくありません。
家庭で始められるプログラミング学習の方法
プログラミングは特別な環境がなくても始められます。無料で使える学習サイトやアプリ、ゲーム感覚で学べる教材も増えています。最初は「遊びの延長」で十分です。興味が続くようなら、オンライン教室や地域のプログラミング教室を検討するのもよいでしょう。大切なのは、無理に勉強に結びつけようとせず、「楽しい経験」としてスタートさせることです。
親の関わり方で子どもは変わる

勉強しない姿を見ると、つい「いい加減にしなさい」と言いたくなりますが、言葉が強くなるほど子どもは心を閉ざしてしまいます。大切なのは、ゲームと勉強を対立させないことです。「ゲームも好きだよね。その力を勉強にも使ってみようか」と声をかけるだけで、子どもの受け取り方は変わります。親が味方でいることが、子どもにとって一番の安心材料です。
【まとめ】ゲーム好きは「学びの才能」に変えられる
勉強しない、ゲームばかりという悩みは、見方を変えれば大きな可能性の裏返しです。ゲームに夢中になれる力は、集中力や工夫する力の証拠でもあります。その力を、学習にうまくつなげることで、子どもは自信を取り戻し、前向きに変わっていきます。叱るより工夫する。否定するより活かす。その視点が、これからの学びを支える大きな一歩になります。



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